ピュアメロディー
吹田ピアノ教室では何よりも生徒さんの「心の状態」を第一に考えレッスンをさせていただいています。 (詳しくは↑こちらから)
レッスン室は一対一の空間です。
また、小さな生徒さんにとっては、ピアノの先生は生涯の最初の先生となる可能性もあります。
私たちピアノ講師はこの事がどういうことか・・を深く心に刻んで指導にあたる必要があると考えています。
たかが週一回30、40分のレッスンですが、ピアノレッスンは「やめます!」というまではずっと同じ先生と何年も過ごすことになります。
子供の成長過程の述べ何十時間、何百時間を共に過ごすことになるでしょうか。
そう考えると、ピアノレッスンの内容、先生と生徒さんの関係がいかにその生徒さんの人間形成に関わるか・・という事を重く受け止める必要があるということがわかります。
毎週毎週、「何故あなたはこんな簡単なことが出来ないの?」
「あなたはだめな子ね」「違うでしょ!もっとこうしなさい」と手を叩かれてレッスンを受けた子が果たして自己肯定感を健全に育てていくことができるのでしょうか?
ピアノレッスンの基本・・・それはまず生徒さんの不安感を取り除いて差し上げること、そしてあなたの全てを丸ごと受け入れていますということが子供たちに伝わっていることだと思います。
そうすることで初めて信頼関係が結ばれ、良いレッスンができていくのだと吹田ピアノ教室では考えています。
特に小さなお子様の場合、大げさに表現してあげることで初めて伝わることも少なくありません。
吹田ピアノ教室ではこの事をより子供たちにわかりやすく、伝えていくためにピュアメロディーを取り入れています。
「ピュアメロディー」とは子供たちが描いた絵をある方法に基づき曲に表していく方法
です。音に表すのは講師ですが、子供が描いた絵によって曲になりますので、その曲は
「その子が作った曲」なのです。
子供たちが描いた絵は一切修正をしません。曲線、形、色合いなどによって曲がかわり
ます。「ありのままのその子の絵」を曲にするのです。
ピアノで何かを表現することはまだ難しい年齢ではあるけれども、絵なら小さなお子様でもすぐに表現し、描くことができます。
この事で子供たちは何を感じることが出来るのでしょう?
自分が描いた絵を一切なおされることなく、丸ごと受け入れられた喜び、それが更に自分だけの曲となってしまうわけですから、子供たちにとってこんなに嬉しいことはありません。
こういう体験を小さい頃にたくさん経験したお子様は自己肯定感が高い子に育っていくことが出来るのです。