育脳は何を育てるの？
育脳というと・・ゼロから何かを育てていく・・と思いがちですが、そうではありません。
先ほどの脳の説明からも生まれたての赤ちゃんの時に私たちの脳は右脳全開「無限の可能性」を秘めているわけです。
時間が経つにつれて右脳の部分は軽減していくわけですが、もともと持っているもの（原石）をいかに壊すことなく光らすことができるか・・ということをしていきたいのです。
この事を「脳の器の大きさ」が出来あがってから（臨界期を過ぎてから）やろうとするとなかなか難しくたくさんの時間と努力が必要になりますが、6歳までの黄金時代は比較的、苦労なく取り組むことができるのです。
「眠っているものを引き出す」という発想が大切です。
もともとわたしたちには皆、素晴らしい力が備わっているわけです。
その力はもちろん皆違って当然、出てくる時期も違っていて当然なのです。
十人のお子さんがいれば十通りのお子様のパターンがあるわけで、どれが良くてどれが良くないなどということは全くないのです。
どの子も素晴らしいのです。（詳しくはカノン・ワールド（カノンの世界）へ）
「Ａちゃんが昨日まで○○が出来なかったのに今日出来るようになった」としたなら、もうすでに○○が出来ているＢ君もまだ○○が出来ていないＣ君ももちろん皆で「よかったね。」とその成功体験を喜んであげるのです。「皆で喜びをわかち合おう！」という発想です。
