育脳してそれを何に生かすのか?
脳に良い刺激を与えてあげるわけですから当然、脳の働きが良くなるわけです。
脳の働きが良くなるとお子様はいろいろな事が出来るようになります。
将来、学校の成績も良くなることでしょう。
では、そのために育脳するのでしょうか?
答えは「いいえ、それはあくまでも過程であって最終目的でありません」です。
これからの話は「育脳クラブかのん」「寺子屋かのん」が大切にしていきたいところのひとつです。
今は小学校にあがる前に先取りの学習をするお子さんが増えてきました。
確かに成績が良くなることは良いことですし素晴らしいことなのですが、
小学校に上がって、「自分は出来るから・・こんなの簡単だから・・」と
教育現場では授業をろくにきかないで、出来ない子をバカにする・・というような悲しい場面も少なくないと聞いています。
もし、こんなことになるなら「何もしない方がましだ」と私は思っています。
目的が能力をあげること、結果重視、そのような価値観で周りの大人が接してしまうとこのようなことにつながってしまいます。
能力をあげることに偏らず、「能力があがったことで、では君は何をしたいの?」ということを小さいながらも子供に考えさす機会を与える「心の教育」が同時に必要だと私は考えています。
もちろん普段からの周りの大人の意識や、働きかけは言うまでもなく大事ですが、とても効力のあるものの一つとして「育脳クラブかのん」「寺子屋かのん」では「論語」を取りいれています。
「育脳クラブかのん」「寺子屋かのん」のこどもたちには、「自分が出来たのならわからないお友達にやさしく声をかけて教えてあげる・・そんなお子様に育ってほしいと願っています。