「寺子屋かのん」(幼稚園クラス)
臨界期(6歳まで)に脳にしてあげたいことに集中してつくられたカリキュラムで取り組んでいきます。
右脳全盛期(脳の黄金時代)に本物を五感で感じ、感性を育て「心の教育」をしていきます
*リズム遊び、音符遊び、鍵盤導入
(絶対音感プログラムに関しては希望者のみ個別レッスンとなります。)
*論語、漢字絵本、詩集、ことわざ、四字熟語、フラッシュカード、ドッツカード、百玉そろばん、時計、プリント、記憶遊び、かるた大会、英語絵本、積木遊びなど。
「寺子屋かのん」の理念はこちら
「5歳のR君 漢字絵本を読んでいます」
5歳のAちゃん「寺子屋かのん」へ通って1年目。諺50句,俳句50句を全て言えるようになりました。
●論語
「孔子」とその弟子たちや、周囲の人々との問答・言行などについて記録した書物。みんなで素読していきます。
日本人は昔から「素読」といって先生のあとについて一緒に論語を声高らかに読み上げていました。
意味はわからなくても繰り返し読んでいくうちに言葉の「素晴らしさ」と「リズム」に引きつけられていったといいます。
古典の中の古典である「論語」が今もなお読み継がれていることに、その内容の豊かさ、深さを感じます。
「育脳クラブかのん」「寺子屋かのん」では、皆さんと声をそろえて素読をしていきます。
理屈で考えない時期だからこそ、お子様にその深い部分が「感性」として養われていくことに繋がっていくことでしょう。
論語に限らず、良いもの(本物)に触れる機会が多いと感性がより豊かになります。音楽、美術・古典など・・たくさんの「本物」に触れさせてあげてください。
「修子治人」(しゅうこちじん)とは孔子の思想に発するもので、人格を磨いて人間的向上をはかれば、自らを豊かにし、人を指導することもできるし、政治、その他に関わって世の中の役に立つ人間になることができるという意味です。
学習する目的にはどのようなものがあるのでしょう
学ぶことによって自分が成長する、自分の成長のために学ぶ、成長するのが楽しいから学ぶ、ということです。だんだんいろんなことができるようになって成長していく、進歩していく、そのために学ぶということ。
成功するために学ぶ・・ということ。
何か目標があってそしてそれをやり遂げる、その目標をやり遂げることが成功です。お金儲けをするのが成功ではありません。自分が何かしようとする、それをしようとしてうまくやり遂げるためには学ばなくてはいけません。
だから自分の目標を達成させるため、成功するために学ぶのだと伝えていきます。
これが一番大切なことですが大きくなって世の中に貢献するために学ぶ、ということ。
「世の中に役立つ仕事をするために学ぶのだよ、今学んだことを、あなたが大きくなって世の中の役にたてなさい」と子供たちに伝えていきます。
又、私たち大人も子供たちとともに一緒に読み、改めて「論語」の持つ素晴らしさを感じとり、人生を豊かにしていきたいものですね。
●カード
たくさんのカードを瞬時にみせていきます。
これにより脳の刺激を活発にします。ゆっくり見せていては左脳で処理してしまいますので右脳に働きかけるには、左脳が追いつかないテンポでリズミカルに行う必要があります。
このことによって語彙を豊富していき、言葉の豊かな子に育っていきます。
自分の思いを伝える「言葉」・・豊富にあればあるほど、より相手に思いを伝えることが出来、コミュニケーション力を磨くことにつながります。
又、 幼児期にたくさんの言葉に触れた子は、「読書好き」です。
言葉をたくさん知っているから面白い、面白いからもっと知ろうとするという良い循環になるわけです。
●漢字絵本・漢字カード
「幼児に漢字などとんでもない!」と思われがちですが、
漢字はどの文字よりも 脳に働きかける力が強い文字であるのです。
昔、日本道路公団が高速道路の表示をする文字を決めた時に調べた際、
(かな文字0.7秒、ローマ字1.5秒、漢字0.06秒)で脳に到達するという
結果が出ました。
漢字が難しいというのは大人の感覚で、実際に子供達は「あり」よりも
「蟻」のほうが形に特徴を見つけることが出来、すぐに入ってきやすく、
覚えてしまうのです。
先日、1歳の女子が「苺」という字を「あっ、お母さんがいる~」と言いました。この感覚、子供ならでは!ですね。
漢字を図形や絵として捉えているのがとてもよくわかります。
「育脳クラブかのん」「寺子屋かのん」では「漢字を教える」のではなく「漢字を使って取り組む」ということを考えています。
あくまでも脳の刺激を・・という意味です。
でも、何度も言いますが子供達はすぐに覚えます。そしてすぐに忘れます。
それで良いのです。
カリキュラムについては、お子様の様子を見ながら、臨機応変に対応していき
たいと考えています。
難しい話をしてしまいましたが、とにかく「楽しく、無理なく」をモットーに
継続していくことが何よりも大事になります。
そのためには、お子さんも、親御さんも「育脳クラブかのん」「寺子屋かのん」に来ることを「まず楽しい!」と思っていただく事が何よりも一番大切になります。
そのための努力は惜しみません。
私もまずは子供達と仲良くなること・・保護者の方との信頼関係を築くことを
第一の目標に取り組んでいきます。